わたしの働き方は、子どもと一緒に育ってきた

「子育てしながら、どう働いていくか?」——これは、わたし自身がずっと抱えていた問いでした。

特に、子どもが小さかった頃は、“自分の時間”も“やりたい仕事”もなかなか両立できず、
理想と現実のギャップに悩んだ時期もありました。

当時のわたしにとって「働くこと」は、“育児がひと段落してから考えるもの”という感覚で、
日々の生活を回すだけで精一杯。だけど、どこかで「このままでいいのかな」と感じることも増えてきて。

そんなわたしが、どうやって“今の働き方”にたどり着いたのか、
実際の経験を振り返りながら書いてみたいと思います。

目次

子育てとともに変わってきた働き方の選び方

1. 長男出産後、とにかく目の前のことで精一杯だった日々

初めての子育ては、未知の連続。
すべてが初めてで、毎日が試行錯誤。

とにかく“今日を無事に終える”ことが目標で、
働くという選択肢すら
現実的に考えられませんでした。

「子育てと仕事の両立」なんて、
遠い世界の話のように思えていたのを覚えています。

そんな中でも、
SNSなどで働いているママの投稿を見ると、
このまま家の中だけで完結する毎日でいいのかな」と思う気持ちも少しずつ芽生えていきました。

2. 二人目出産と“少しだけ”社会とつながりたくなった私

二人目の出産後、
少しずつ心と体に余裕が出てきて、
また仕事がしたい」という気持ちが
自然と湧いてきました。

そのときに出会ったのが、
リトミック”という活動。

自分の子どもと一緒に関われる内容だったこと、
音楽が好きだったこと、
そしてなにより、
これは子育てしながらの
今の自分でも始められるかも
」と
思えたことが大きな一歩になりました。

始めた当初は、
自信なんてまったくなくて、
教えるというより“場をつくる”ことに精一杯。

でも、毎回参加してくれる親子と関わる中で、
少しずつ
わたしにもできることがあるかもしれない」と
感じるようになっていきました。

3. 三人の子育てと並行しながら築いてきた働き方

三人目が生まれてからは、
さらに時間と体力の余白がなくなっていく一方で、
自分の時間をどうやってつくるか」が
働き方を考える上で重要なテーマになりました。

リトミック教室は週末に集中し、
平日は子どもたちとの時間を優先。

一見スローペースだけれど、
このスタイルだからこそ続けられている」と
感じるようになりました。
同時に、在宅でできる仕事や、
オンラインで完結できる仕事にも
興味を持ち始めた時期でもあります。

自分の気力・体力・家庭との
バランスを見ながら、“できる範囲”の中で
働くことを肯定できるようになっていったのも、
この頃です。

4. 働き方は「固定」じゃなくていい、と気づけたこと

育児を続ける中で、
一度決めた働き方にしばられなくてもいい」と
思えるようになったのは、
実際にいろんなスタイルを
試してきたからこそでした。

正社員として働いていた時期もあれば、
業務委託やフリーランスとして
プロジェクト単位で動いたこともあります。

それぞれにメリット・デメリットがあり、
「この働き方しかダメ」と
決めてしまわないほうが、
子育てと向き合う今の暮らしには
合っているのかもしれない、と思っています。

これから先、子どもたちが成長していく中で、
また働き方が変わっていく可能性も大いにある。

だからこそ、“柔軟に動ける自分”でいることを、
大切にしていきたいと思うようになりました。

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この記事を書いた人

3兄弟を育てながら、自分らしい働き方を模索してきました。
今はリトミック講師・マーケティング・Web活用など、暮らしと仕事の両立をテーマに発信中。
「すこしだけ、自分の時間を増やしたい」そんな気持ちを応援しています。

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